撮られる時に一番気になるのはここです。「こんな感じで本当にいいのかな。皆はどう思うだろう」街角で撮られている最中、周囲の人がどう見ているか人目が気になるし、撮った写真も「こんな自分を皆はどう思うんだろうと」でもね、実は人は自分のことに一生懸命なのであなたのことはそんなに気にしてないのです。集合写真を撮ってもらって最初に誰を見るかというと、まずは自分です。そう、人のことはあまり見てないんです。だからマイペースでいきましょうよ。人目を気にしなくていい。自分がどうなりたいかだけみてればいい。
そしてそのどうなりたいかを具体的にする一つとして、自分がなりたいイメージの女優さんやモデルさんをサイトや雑誌から探します。こんなイメージが好き!という世界がはっきりしていれば怖いものはありません。たとえ容姿が似ていなくてもいいんです。そしてその写真のどんなところが好きなのか、姿勢や角度、目線や顎の引き方などじっくり見てみます。鏡の前で真似してみましょう。
さて実際にあった話。あるイベントで数人のプチ撮影会をしました。皆さんを撮影する前になりたいイメージ画像をスマホ検索で探してもらい、じっくりその方を見てその方になりきってくださいとお伝えしたんです。その中のお一人の男性が、体型も顔型もご自身とはまるっきり違うタイプの福山雅治さんを選択!おっと!そうきたか〜と、正直一瞬の戸惑いましたが(笑)そこは1ミリも顔には出さず、福山さんの笑顔ではなくて超クールなかっこいいイメージを共有しました。そしてその方が素晴らしいのは、とにかく素直に順番が来るまでにご自身で福山になりきる!を実行。撮影の時には笑顔は消え何処か寂しげなちょっとセクシーな空気感が漂ってました。もちろん私は低めの落ち着いた声でポーズと顔むきと目線を誘導しながら、周りにいたギャラリーからは笑い声など出るはずもなく、その場に圧倒される空気感の中、クールでかっこいい写真になりました。
どうでしょうか?自分が本当になりたいイメージを見つけて、人目を気にしないでなりたいイメージを真似てみましょう。
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